関西発!体感型カーコンテストイベント!まいど大阪「秋の車音祭」

 
 
 
 
 
 

【まいど大阪「秋の車音祭」2022】開催イベントについて★★★

 
 
 

サウンドコンテスト

 

★Sound Contest Class★★★サウンドコンテストクラス

【★ エキスパートクラス】
評論家の先生2名の審査 初参戦でもエントリー可能 
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】小原先生、山之内先生【トロフィー本数】 10本
【★ 評論家クラス】
評論家の先生1名の審査 初参戦でもエントリー可能
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 小原先生、山之内先生、生形先生、峯岸先生のうち1名の先生【トロフィー本数】 各10本
【★ Aクラス】
車両システム金額が200万円以上の車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 ジパング道祖尾さん サウンドフリークス佐藤さん【トロフィー本数】 10本
【★ Bクラス】
車両システム金額が100〜200万円の車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 イングラフ木村さん ルロワ小山さん【トロフィー本数】 10本
【★ Cクラス】
車両システム金額が100万円以下、もしくは内蔵の車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 ガレージショウエイ吉岡さん トライム石井さん【トロフィー本数】 10本
【★ 1stAクラス】
車両システム金額が200万円以上の初参加車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 ガレージショウエイ吉岡さん【トロフィー本数】 10本
【★ 1stBクラス】
車両システム金額が100〜200万円の初参加車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 サウンドフリークス佐藤さん【トロフィー本数】 10本
【★ 1stCクラス】
車両システム金額が100万円以下、もしくは内蔵の初参加車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 ジパング道祖尾さん【トロフィー本数】 10本

注)松居さんからトライム石井さんに変更になりました。

審査員の先生をご紹介

小原 由夫 先生
オーディオビジュアル評論家。エンジニアの経歴を持ち、システムの追及を怠らない実践派として有名。



山之内 正 先生
大学在学時よりコントラバスの演奏を始め、今でも市民オーケストラで演奏会にも出演。年に数回はオペラ鑑賞などの為、海外を訪れる。その知識はオーディオ装置の評論などにも確実に反映されています。



生形 三郎 先生
今年初参加の生形三郎先生。 ヨーロピアンサウンドカーオーディオコンテスト等のジャッジを担当。詳しいプロフィールはこちら



峯岸 良行 先生
今年初参加の峯岸良行先生。 来年度からヨーロピアンサウンドカーオーディオコンテストのジャッジを担当。詳しいプロフィールはこちら


 
 
アルバム: Belle (Original Motion Picture Soundtrack)
アーティスト: millennium parade & Belle
トラック: Track1 U (English Version)
https://www.e-onkyo.com/music/album/sme4547366552546/

●聴きどころ《小原先生》
スネアドラムによるマーチ風リズムの勇ましさ、ドラムンベース的なビートのマッシブさ、さらに歌唱の躍動感を尊重したい冒頭部だ。ここで肝となるのは、ドアウーファーとサブウーファーのつながり(クロスオーバー周波数や位相、レベル)とその調整だろう。力のあるヴォーカルをマスキングしないようにすると共に、低音(ビート)が後ろから聴こえるのではなく、しっかりと手前で低音の音塊が結ばれる様にしたい。クラッピング的なリズムの反復の明瞭度も大事。声の音像は総じて大きめだ。

●聴きどころ《山之内先生》
英語バージョンはオリジナルの日本語版とバランスが異なり、声とリズムの関係や距離感をより自然に仕上げている。シンセティックなパーカッションとベースは量感が過剰になりがちなので、間延びした低音にならないように注意し、女性ヴォーカルの声の特長と発音を鮮明に聴き取れるようにチューニングすることが大切だ。歌詞とパーカッションのリズムがぴったり同期して動くように音域ごとのアタックを揃えると良い結果が得られるはずだ。声のイメージが上下左右に広がりすぎないように注意したい。

●聴きどころ《生形先生》
聴感的にも、コリレーション(左右チャンネル間の位相相関)的にも、センター方向にエネルギーが集められ、そこに対してリズム要素やバックコーラスなどを左右に振り分けるバランスとなっています。また、張り付くような迫力重視のリズムトラック及びベースの支配的低域要素がボーカルを支えるものとなっているので、その両者が明瞭な対比でもって先述の定位のエネルギー感とともにしっかり再現できるかが肝となるでしょう。
周波数的には低域にエネルギーの大きな重心があるため、とくに低域方向の調整は重要となります。とりわけ、40Hz付近にピークがありそこから下の帯域の成分も豊富に含まれているバスドラムと、50Hz〜80Hz付近に重心があるベースとが重複しているので、特に低域の解像力が求められるでしょう。バスドラム自体は音程は不動ですが、ベースは100Hz台後半までエネルギーが連続的に推移するので、フレーズ中の音程によって音圧や明瞭度が不安定にならないような調整が求められます。 全体的には、奥行きや広がりというよりも、ダイナミックレンジが圧縮され前に張り付くような迫力や存在感が重視されているので、そのエネルギー感を十全に表出したいところです。

●聴きどころ《峯岸先生》
ドラムライン(マーチング・ドラム)スネアの力強いビートで始まる、映画『竜とそばかすの姫』のイントロにふさわしい雰囲気の楽曲です。
冒頭から風のような超低音の20Hz近くまで含まれるバスドラムが使用されています。 また、特徴的なシンセベースの再生には、最低音である40Hz付近まで感じられることと、 音程によって極端に音圧が変わらないことが望ましいです。 さらに、00:48付近からベースに倍音のある音色がレイヤーされたうえ、途中から歪んだ倍音を含む音色のキックドラムが登場します。 とりわけ中低域の解像度がこの楽曲の再生の鍵と言えるでしょう。
Voのミックス処理は短めのリバーブと、子音をクリスピーに聴かせる透明感が印象的です。 耳障りにならないように再生機器のチューニングに注意したいところです。 また定位や空間のチェックにはやはりヴォーカルがもってこいです。
サビの前のラジオボイスの箇所は、センター定位ではなく左右に広がった音像にミックスされていますが、特に最後サビの前、 『Dance away a world you never loved from the start It’s our ride to the future, are you ready to depart?』 このパートはパンニングオートメーションにより、 左右に広がった歌の定位が徐々に狭まってきて、サビ前のブレイクでセンターに定位します。 その変化を感じ取れる事が望ましいです。。

 
アルバム: [BEYOND THE STANDARD] オーケストラ名曲集 (96kHz/24bit)
アーティスト: アンドレア・バッティストーニ/東京フィルハーモニー交響楽団
トラック: Track6 《キャンディード》序曲 (96kHz/24bit)
https://www.e-onkyo.com/music/album/cokm42923/

●聴きどころ《小原先生》
勇壮なイメージの冒頭のテーマは、跳躍感と勢いが肝心。一方で、中間部のフルート等によるシンプルで静かなアンサンブルでは、楽器の定位や明瞭度が曖昧にならないように。ここはミッドレンジとトゥイーターの位相とレベル調整でしっかりと奥行きを出したい。前半部の煌びやかさとスピーディーなリズムに対して、後半のリズムとハーモニーは流麗で対照的。再び終盤でにぎやかになるが、時間の関係でそこまで聴くことができるかは微妙…。

●聴きどころ《山之内先生》
弦、木管、金管、打楽器がめまぐるしく入れ替わりながら軽快なリズムを刻み、序曲ならではの華やかさとワクワクするような楽しさにあふれている。旋律もわかりやすく曲想も変化に富んでおり、とても親しみやすい作品だ。最初は複雑に聴こえるかもしれないが、オーケストラの編成は2管編成が基本で、打楽器の扱いもシンプルなので、音響的に混濁する要素は少ない。すべての声部をクリアに描き出すバッティストーニの意図を意識しながら、弦、管、打楽器のバランスを適切に整えてこの演奏の特長を忠実に引き出すことが肝心だ。

●聴きどころ《生形先生》
オーケストラの音像は全体的にまとまり良いものとなっていますが、音色バランスにはメリハリがあり、木管楽器の高音部や金管楽器、パーカッション類のアタックが前に立ち、その奥に弦や木管の弱音が聴こえるような音源になっているようです。よって、セッティングに強調や抜けがあると、それらパーカッシブな要素が余計前に出過ぎて不自然で華美になってしまうでしょう。それらの要素が耳につくことなく、それでいて静かな部分ではしっかりとそれぞれの楽器の動きや存在が見えてくると素敵な再生となりそうです。特に3分18秒以降はアップビートが重要な要素となるので拍節感がしっかりと描けるかが肝となるでしょう。
低域方向は、40Hz付近にピークのあるグランカッサが最低音域を支えますが、それ以外の部分では、低弦の60Hz程度に重心があるようです。低弦は比較的おおらかな音像となっているので、低音再生に滲みや緩みがあるとぼやけがちになるでしょう。さらに下の帯域では、全指向性マイクの収録音やそれに対してのEQ処理に起因するものか、25Hz以下の暗騒音が豊富に含まれています。再生開始直後の僅かな無音時からそれが確認できますが、全編を通してこれらの存在が適切に体感できると、再生の臨場感が増すでしょう。

 

※ハイレゾ、CD混合(CD音質wavファイル含む)です。また、プレーヤー、ハイレゾファイルに制限はありません。