関西発!体感型カーコンテストイベント!まいど大阪「秋の車音祭」

 
 
 
 
 
 

【まいど大阪「秋の車音祭」2024】開催イベントについて★★★

 

※昼食休憩の時間をもうけていますので、お客様もなるべくこの時間内にご昼食をお済ませ下さいませ。

 
 
 

サウンドコンテスト

※評論家各クラスのみ先着20台になります。
※昨年までは内蔵アンプ車両はCクラスにエントリー可能でしたが今年よりシステム金額が150万を超える内蔵アンプ車両はシステム金額に見合ったクラスにエントリー下さい。
※複数エントリーで同一審査員の場合、審査は1回となりますのでご了承下さい。

 

★Sound Contest Class★★★サウンドコンテストクラス

【★ エキスパートクラス】
評論家の先生2名の審査 初参戦でもエントリー可能 
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】小原先生、山之内先生【トロフィー本数】 10本
【★ 評論家クラス】※評論家各クラスのみ先着20台になります。
評論家の先生1名の審査 初参戦でもエントリー可能
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 小原先生、山之内先生、土方先生、秋山先生、岩井先生、峯岸先生のうち1名の先生【トロフィー本数】 各10本
【★ Aクラス】
車両システム金額が250万円以上の車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 土方先生、イングラフ木村さん【トロフィー本数】 10本
【★ Bクラス】
車両システム金額が150万以上250万円未満の車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 秋山先生、ジパング道祖尾さん【トロフィー本数】 10本
【★ Cクラス】
車両システム金額が150万円未満の車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 岩井先生、サウンドフリークス佐藤さん【トロフィー本数】 10本
【★ 1stAクラス】
車両システム金額が250万円以上の初参加車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 峯岸先生、アンティフォン松居さん【トロフィー本数】 5本
【★ 1stBクラス】
車両システム金額が150万円以上250万円未満の初参加車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 峯岸先生、アンティフォン松居さん【トロフィー本数】 5本
【★ 1stCクラス】
車両システム金額が150万円未満の初参加車両
※CDもしくは、CD音質データのwavファイル、ハイレゾもOK
【審査委員】 峯岸先生、アンティフォン松居さん【トロフィー本数】 5本
 
審査員の先生をご紹介

小原 由夫 先生【評論家クラス、エキスパートクラス】
オーディオビジュアル評論家。エンジニアの経歴を持ち、システムの追及を怠らない実践派として有名。



山之内 正 先生【評論家クラス、エキスパートクラス】
大学在学時よりコントラバスの演奏を始め、今でも市民オーケストラで演奏会にも出演。年に数回はオペラ鑑賞などの為、海外を訪れる。その知識はオーディオ装置の評論などにも確実に反映されています。



土方 久明 先生【評論家クラス、Aクラス】
主に音元出版系媒体で活躍中のオーディオ評論家。ネットワークオーディオとPCオーディオに精通する新世代の評論家であり、様々なオーディオ誌にハイレゾ関連の執筆を行いながら、最近はオーディオ製品を取り扱う大手輸入商社でもハイレゾについて講義を行うなど、活発に活動中。


秋山 真 先生【評論家クラス、Bクラス】
音響の専門学校を卒業後、CDマスタリング、DVDエンコードのエンジニアとしてキャリアをスタート。2007年には世界一のBDを作りたいと渡米し、パナソニックハリウッド研究所(PHL)に在籍。ハリウッド大作からジブリ作品に至るまで、名だたるハイクオリティ盤を数多く手がけた。帰国後はオーディオビジュアルに関する豊富な知識と経験を活かし、評論活動を展開中。2019年からは日本オーディオ協会の職員として協会運営にも携わっている。


岩井 喬 先生【評論家クラス、Cクラス】
オーディオ雑誌を中学生から愛読し、高校時代に真空管アンプの自作も開始。音楽の魅力にも目覚め、音響系専門学校に進学後、都内のレコーディングスタジオに就職する。しかしソフトよりハードが好きなことを再認識し、現場から離れることに。模索を続ける中、ゲーム会社での勤務を経た後、オーディオ誌への執筆の機会を得る。『MJ・無線と実験』『Stereo』『PROSOUND』『オーディオアクセサリー』『analog』などで音楽が生まれる現場での経験を生かしたオーディオ評論を展開。アニメ雑誌の編集経験も踏まえ、いち早く“萌え”とオーディオの親和性に気づき、イラストとのコラボ『Soundgirl』などを執筆。『アニソンオーディオ』の監修も手がけた。


峯岸 良行 先生【評論家クラス、ファーストA・B・Cクラス】
prime sound studio form所属エンジニアとして活動、ミックスエンジニアとして多くのアーティストの作品に携わる。またイマーシブサウンドテクノロジーをいち早く取り入れ、映画や舞台の3Dサウンドを制作してきた。近年はミキシングの経験を生かし、音楽スタジオの音響や音響機器の調整も行う。名古屋芸術大学非常勤講師。


 
 

《エキスパート&評論家クラス(小原先生・山之内先生)》2曲

 
アルバム: Cande y Paulo[Japan Deluxe]
アーティスト: Cande y Paulo
トラック: Track2 : Summertime
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602438343973/

●聴きどころ《小原先生》
アコースティックベースによるふくよかなリズムが先導するこの演奏は、私たちがよく知っている「サマータイム」に比べてテンポが早く、いささかエッジーなムードがある。それはヴォーカリストの擦れた声質にもあるし、間奏部にて奥まった位置から聴こえる若干歪んだ質感のピアノの響きや、ギターソロのトーン等とも関係していそう。そうした声や楽器のニュアンスを忠実に再現すると共に、全体のスペイシーかつソリッドな雰囲気を甘くならずに再現したい。

●聴きどころ《山之内先生》
数え切れないほど多くのカバーが存在する作品だが、まるで別の曲のような新鮮さを感じるのはリズムが生み出すマジックだ。カンデ・ブアッソが弾くベースのリフはシンプルに聴こえるが、変拍子ならではの躍動感と緊張感があり、そのテンションが緩まないように引き締まった音色と明快なビートを引き出すことが不可欠だ。ギターやピアノがテーマを演奏するフレーズでは長いリバーブを伴ってヴォーカルが脇役にまわる。メインヴォーカルとスキャットの対比をはっきり描き分けることも重要な課題の一つなので、中間部も含め全曲を通して各楽器間のバランスを忠実に再現することを心がけたい。ピアノが刻むリズムと和音が混濁しないように注意したい。

 
アルバム: Strauss
アーティスト: Yo-Yo Ma/Steven Ansell/Boston Symphony Orchestra/Andris Nelsons
トラック: Track32 : R. Strauss: Don Quixote, Op. 35, TrV 184 - XIII. Var. 10. Viel breiter
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00028948620425/

●聴きどころ《小原先生》
交響詩の場面としては、騎士に扮した友人が旅を諦めさせるためにドン・キホーテに決闘を挑むシーンで、トランペットをメインとしたその激しいぶつかり合いが、ヴァイオリンの悲痛な響きや管楽器群の高らかな合奏、太鼓のロール等で表現されている。その精巧なアンサンブルやメロディーの緩急をクリアーに再現したい。広いダイナミックレンジも望まれるところだ。2分10秒辺りから穏やかな 雰囲気になるが、ここで戦いが終わり、ドン・キホーテが諦めて帰村する姿を表現していると思われる。この辺りの淋しさの再現も重要だ。

●聴きどころ《山之内先生》
リヒャルト・シュトラウスの管弦楽法は複雑をきわめる。楽器の種類が多いだけでなく、リズムとハーモニーも複合的かつ重層的な構造を持っている。ドン・キホーテを題材に交響詩として書かれた本作品もその複雑で精緻な管弦楽法を駆使した作品の一つで、騎士との決闘と名付けられた第10変奏は金管楽器と打楽器の激しい応酬が聴きどころだ。トランペットが木管楽器と同時に鋭く刻む3連符のリズムを明瞭に再現しながら、重い足取りを思わせるティンパニの強打を力強く描き出すことが再生の基本で、キーとなるフレーズで独奏チェロと独奏ヴィオラがそれらの大音響に埋もれず浮かび上がれば合格点。激しく動き回る弦楽器や木管楽器の動きと表情が曖昧にならないように鮮明な音像を再現することも求められる。

 
 

《金額別クラス&評論家クラス(土方先生・秋山先生・岩井先生・峯岸先生)》2曲

 
アルバム: Diamonds
アーティスト: Sam Smith
トラック: Track1 : Diamonds
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602507307929/

●聴きどころ《土方先生》
ボーカル楽曲ということで、センター定位する音像は口元の大きさやリアリティ、バックミュージックとの描き分け(バックミュージックに対してどこまで前へ出すのか、つまるところ前後の定位感の描き分け)が求められる。導入部のボーカルはコーラスとの対比も含め音像表現が少し難しいかもしれない。また前半部に2回入る幅広いリバーブ表現も聞かせどころとなる。低音域の表現力については、0:49くらいから聞こえる、ベースとキックドラムの描き分けを明瞭に表現させつつ、サブベースも入っていることから各音域のダイナミクスおよび質感を上手く再現したい。ボーカルも含めて丁寧なステージ表現を心がけるたいところだが、ベースとキックドラムのリアリティを上げるとリズム感が上がってオーバーオールの印象が良くなるはず。

●聴きどころ《秋山先生》
今夏、大ヒット曲「Stay With Me」の新バージョンを、宇多田ヒカルのフィーチャリングでリリースしたことでも話題になったサム・スミス。課題曲「Diamonds」は、ノンバイナリーを自認するサムのラブソングが集められた3rdアルバム「Love Goes」からのシングルカットだ。マスタリングはグラミー賞の常連であり、宇多田ヒカルも手掛けるRandy Merrill。一見、軽快なノリで踊りたくなるような楽曲ながら、じつは歌詞の内容がかなりドロドロであることは留意したい。4年前の楽曲だが、ミックスは最新の空間オーディオに通ずるもので、ステレオの枠にとらわれず、左右のスピーカーの外側まで音場を展開してほしい。積極的にサブウーファーを使ってビートを効かせたいところだが、これが「未開人の踊り」に影響しないようにするのは至難の業かも。

●聴きどころ《岩井先生》
失恋を歌う切々としたボーカルの佇まいを軽くせず、口元のハリ感とボディの密度を適度に出しながらスッキリと描きたい。イントロはエフェクトで広がるコーラス成分とグロッケン、アコースティックギターの描写、そしてメインボーカルが入るとともに聴こえてくる、中低域をまろやかに響かせるピアノとマリンバ的な音色、無機質なハンドクラップを分離良く描けるかどうか。そして歌い終わりに広がるリヴァーブの質感とグラデーションも丁寧に表現したい。さらに楽曲をリードするベースについて、グルーヴを生み出す躍動感、弾みの良さを適度に引き締めつつ、濁らずに引き出す必要がある。サビに入るとボーカルにかけられるリヴァーブも変化するので、その描き分けも聴かせ処だ。2番目に入る1分9秒からはLchに振られたギターのカッティングや小さなベル、そしてRchに振られたハイハットシンバルのオープン/クローズの緻密な響きの差もベースに埋もれさせないようにしたい。

●聴きどころ《峯岸先生》
解説:
「Diamonds」は、サム・スミスの3rdスタジオ・アルバム『Love Goes』からのセカンド・シングルで、シェルバックとオスカー・ゲレスと共に作曲されています。 冒頭から、現代的なミキシング技術が際立っており、幻想的なコーラスとローパスフィルターで加工されたアコースティックギターは、音の広がりがスピーカーの外側にまで広がるような印象を与えます。バックトラックは、現代的なエレクトロポップの質感をベースに、ハウスミュージックのフォーマットで構成されています。

聞きどころ:
低音域はキックドラムとベースが混濁しないように精巧にミキシングされており、50Hz以下の帯域を再生可能な場合のみに感じることのできる、サブベースも使用されています。ヴォーカルの空間処理は楽曲の構成に応じて変化し、AメロとBメロで異なるリバーブの演出が感じられます。再生においては、低域から高域までバランスが取れ、ややもすると極端な楽曲のミックス処理が、破綻せず広がり感や包まれ感がしっかりと伝わることが望まれます。

 
アルバム: フォー・シーズンズ
アーティスト: ダニエル・ホープ
トラック: Track14 : Rameau: オペラ・バレ《優雅なインド人》: 未開人の踊り
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00028947969259/

●聴きどころ《土方先生》
チェンバロと弦楽器を中心に構成されているが、古楽太鼓などの打楽器も含めた演奏のダイナミクスさの描き分けが表現できていると印象が良くなる。楽曲冒頭から聞こえる太鼓は適度な立ち上がりの良さを求めつつソースに忠実な音色を求めたい。(重心が低すぎたり高すぎたりしないように)弦楽器は個々が埋もれないように、かつアコースティックな質感表現の両立を求められる。チェンバロの質感が鋭かったり派手すぎにならないよう、適度な透明感、音色、ディテールを出したいところ。ソースに忠実なサウンドステージの広さと各楽器の奥行き感を求めつつも、特に本楽曲では楽器の横方向に対する位置の表現が明瞭なのでしっかりと描き出したい。

●聴きどころ《秋山先生》
ヴィヴァルディの「四季」と、1月〜12月の季節にまつわるクラシックおよびポスト・クラシカルの新作を集めたという企画盤で、今回の課題曲は2月。オペラ・バレとはフランスのバロック時代に人気のあったジャンルの一つで、なかでもラモーの「優雅なインドの国々」は代表的な作品であり、この第4曲「未開人たちの踊り」が最もよく知られている。常に時代の先端を歩むヴァイオリニスト、ダニエル・ホープによる旋律と、テナードラム、フィンガーシンバル、スレイベルが織りなすリズムを際立たせながら、この曲が1725年にルイ15世を表敬訪問したネイティブ・アメリカンたちが披露した民族舞踊に基づいて書かれたことを念頭に再生してほしい。間違ってもインド風にしないように。室内楽なのでサブウーファーの存在感も極力消したい。

●聴きどころ《岩井先生》
ヴァイオリニスト、ダニエル・ホープが『四季』と『季節』をテーマにまとめ上げたアルバムから、2月のテーマに選んだものが、ラモー『優雅なインド人』の「未開人の踊り」だ。2016年よりホープが音楽監督を務める、チューリヒ室内管弦楽団とのセッション録音で、チェンバロと弦楽奏を中心に構成されている。ミュートし、皮のアタック感を中心としたテナードラムが中世風の太鼓のように聴こえ、踊りの風情を抒情的に描き出す。上品で艶良く滑らかな弦楽奏を丁寧に描きつつ、中央付近に定位するチェンバロの澄んだ音色もバランス良く引き出したい。未開人の持つ古風な楽器を表現したかのような響きを抑えた鈴の音がLch側に、そしてRch側にも単独でフィンガーシンバルが聴こえてくる。太鼓の響きは胴鳴りの少ないドライな響きなので、そうした打楽器の粒立ちも浮き立ちすぎず、全体のハーモニーとして成立するようにまとめたい。1分13秒あたりから弦楽奏のみとなるが、ここで音場の残響感、余韻の階調表現の精度が試される。

●聴きどころ《峯岸先生》
解説:
ジャン=フィリップ・ラモー作曲の《優雅なインドの国々(Les Indes galantes)》は、プロローグを含む4幕構成のオペラバレで、1735年にパリのテュイルリー宮殿で初演されました。「未開人の踊り」はこのオペラの中でも特にリズミカルでエネルギッシュな楽曲で、2拍子で書かれたシンプルかつ力強いリズムが特徴的です。このリズムは「野蛮」とされた世界のエネルギーやダイナミズムを描写しており、メロディーの反復が民族的な雰囲気を醸し出しています。 「未開人の踊り」は、当時のヨーロッパにおける異文化への関心や、「文明」と「野蛮」の対比を象徴する楽曲です。オペラの中で、この曲は自然な感情や情熱を「未開人」という形で表現し、ヨーロッパの洗練された社会に対する対比や補完的なものとして描かれています。

聞きどころ:
チューリッヒ室内管弦楽団(Zurcher Kammerorchester)の各楽器が明確に定位し、リバーブを含む収録現場の音場が忠実に再現されることが望まれます。Michael Metzlerの古楽太鼓はフラム奏法を用いており、その装飾音がノイジーでなく自然に聞こえることが重要です。また、やや右側に聞こえるリュートのような弦楽器のテオルボは、再生装置の共鳴の影響を受けやすい音域です。楽器それぞれの質感を再現できるかが、ふさわしい再生の鍵です。

 

※ハイレゾ、CD混合(CD音質wavファイル含む)です。また、プレーヤー、ハイレゾファイルに制限はありません。

 
まいど大阪「秋の車音祭」会場までの地図
開催場所 南港ATC(ピロティ広場)※南港ATCホームページ
住所 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10